2018/03/17

住宅の外壁・屋根塗装は何回塗りが正しい?本当の正解は!?

 

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  • 住宅の塗装を検討している方現在
  • 塗装工事をおこなっている方
  • 過去に塗装工事をしたことある方

など様々な方がこの記事を見ていただいていると思います。塗装工事に対して疑問に思う事は多数あると思います。

今回は外壁塗装の塗る回数やその理由などについて説明します。

外壁・屋根塗装の工程

塗る前に

①高圧水洗浄

外壁・屋根のホコリやカビやコケなどの汚れを丁寧に高圧洗浄機を使い落としていきます。

②下地処理

壁のひび割れ、シーリング材の打ち替え、錆などのケレンなど塗装面の現状を確認した上で、現状に合った補修をしていきます。

③養生

塗装する際、汚してはいけないものにマスカーやテープやビニールシートなど使い塗る面以外全てを覆います。

下塗り(1回目)

シーラー・プライマー・錆止め材など塗る面の材質に合わせて下地補強材を塗ります。

中塗り(2回目)

下塗りが完全に乾燥したら、中塗りをします。基本的には仕上がりの色を塗りますが、業者によっては、わざと似た色を塗り3回目塗る際、塗り残しがないかなど見分けが付く様に工夫もしています。

上塗り(3回目)

中塗りが完全に乾いたら、上塗りをします。この時まだ乾いていないのに、上塗りを行ってしまうと、艶が変わったり色むらが出たりと仕上がりが悪くなってしまいます。

手直し

細かいところまでしっかり確認し、塗り残しや色替え部分のライン出しなど最終確認を行い、お客様のご要望通り仕上がったら完成です。

外壁、屋根、鉄部、木部などの塗替えは、3回塗りが基本です!!!

3回塗る事により塗料の耐久性機能性を発揮することが出来るのです。

塗料材の種類と役目

下塗りの種類

シーラー 水性シーラーと油性シーラーがある

中・上塗り材が塗装面に接着を良くする

塗料材の染み込みすぎを防ぐ

プライマー 塗装面と塗料材の密着性を良くする

シーラーとほぼ同じ役目を発揮する

フィラー 下地に膜厚をつける場合に使用する

専用のローラーを使い模様を出すことが出来る

凸凹した面使用する

バインダー タイルの外壁によく使用する

 

下塗りは必ず行わないといけない工程です。

下塗りをしなかったり、手を抜く様な作業が行われると、本来の性能を発揮できないため耐久性・機能性を損なう恐れがあります。ですので、業者との打ち合わせ等はきっちり行うことをおすすめします。

中塗り・上塗り材の種類

    塗料種類                          特徴         耐久年数
アクリル系 安い塗料材だが耐久年数も短く、現在ほとんど使用されていない。 4~6年
ウレタン系 防水性・密着性に優れているが、紫外線に弱く変色が起きやすい 6~10年
シリコン系 耐候性・耐熱性に優れていて耐久年数も長いがやや付着性が劣る。 10~13年
フッ素系 高級な塗料材だが耐久年数が長い。紫外線や熱に強いし、汚れが付着しにくい。 15~18年

 

塗料の種類は安価なものから高級なものまで多数あります。

塗料メーカーによっても性能が違ったり、それぞれメリット・デメリットありますので

慎重に選ぶことが大事だと思います。

エスコート株式会社では、フッ素塗料のみ使用の工事を行っております。

なぜ3回塗るの?

塗料メーカー指定

耐用年数を保つため、塗膜が剥がれないようにするため、塗料の性能を発揮するためなど

塗料メーカーが3回塗りを指定してます。

上塗り材を使用する場合は、この下塗り材でないといけないなど、色々な規定があります。

乾燥時間

塗る回数も大事ですが、乾燥時間を早めて次の作業に進むことは、よくありません。

塗替えてすぐにはわかりませんが、何年後かに色ムラが出たり、艶が違ったりと色んな問題が起きて耐久年数より早く塗替え時期が来てしまうかもしれません。

作業が早くても、規定の時間乾燥させないで作業していると後々困るので、よく確認した方がいいでしょう。

 

まとめ

 

住宅塗装業者の中には、4回塗り5回塗りを行う所もあると思いますが、

塗料各メーカー規定など見ると基本的に3回で十分に塗料独自の性能が発揮されます。

塗料材によっても塗る回数が3回以上のものもあります。

工程が4回、5回塗りになっていて、その分工事代金が多くなってしまったり、

3回しか塗っていないのに4回、5回塗った分の請求がきたりと色々な相談を受けます。

エスコート株式会社は

工事の前にお客様と入念に打合せしお客様のご要望に合わせた工事を行っていきます。

ご相談・お見積り何でも構いませんので、いつでもお問い合わせください。

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