脚立やはしごの価格は?色々な種類と使用方法や注意点を調べてみた
脚立とは

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、脚立とは持ち運びのできる踏み台です。
現代では軽くて丈夫なステンレス製やアルミ製のものが一般的になっております。
種類と価格
脚立には2尺から14尺までサイズがあります。
その他、はしご兼用脚立や電設向け兼用脚立まで幅広くあります。
その中でも電設向け脚立は以下のような特徴があります。
- 耐電圧20000V以上
- 支柱に絶縁材グラスファイバーを使用(通電しません)
- はしご兼用脚立、専用脚立、両種類あります。

脚立の価格はメーカーや材質によっても異なりますが、大体1尺1000円~1500円と考えます。
3尺の脚立ですと3000円~4000円の間が相場で4尺の脚立ですと4000円~5000円が相場だと思います。
これはあくまでも相場ですので、参考までにお願いします。
販売店やメーカーによって価格は異なります。
脚立の長さの「尺」の意味

脚立の種類はおおむね1段が1尺で30cmで構成され、3尺=90cm=脚立天端までの高さ(使用時は脚立は開いて使うので若干低くはなります)
例えば、天端まで2m10cmの脚立が欲しいなら、登録記号が210や7尺の脚立を選びましょう。
使用する際の注意点

脚立を使用するにあたって安全な使い方や正しい使い方をチェックしたうえで作業しましょう。
脚立の安全な使い方

- はしごで使う際、左右に転倒しやすいので2人1組で使用しましょう。
- 開いて使用の際は、脚立の開き止め金具を確実にロックしてください。
- 脚立の天端をまたいでの使用は大変危険ですのでまたごしの使用は避けましょう。
- 脚立の天端に乗っての作業は転倒や転落の大きな事故になりますのでやめましょう。
脚立によるケガが一番多い

脚立やはしごは、身近な用具であるため、墜落・転落の危険をそれほど感じずに使用する場合が多いのではないでしょうか。
しかし、過去の災害事例をみると、骨折など災害が多発し、負傷箇所によっては死亡に至る災害も少なくありません。

安全を確保した上で脚立を適正に使用しましょう。
災害発生と対策脚立の天端に乗りバランスを崩す

1 脚立の天端に乗りバランスを崩す
(過去事例)
脚立の天端に乗って作業をしていたところ、バランスを崩し転落し骨折した。
(対策例)
天端での作業は簡単にバランスを崩しやすいので禁止です。
より安全な代替策を検討する。

2 脚立にまたがってバランスを崩す
(過去事例)
脚立をまたいで乗った状態で電球の交換をしていたところ、バランスを崩し階段に墜落した。
(対策例)
作業前に廻りに危険個所がないか確認し、安全な作業方法を考えること。
脚立の片側を使って2人1組で作業すること。
3 荷物を持ちながらバランスを崩す

(過去事例)
両手に道具を持って脚立を降りようとしたところ、背中から転落した。
(対策例)
身体のバランスをしっかり保持するよう、昇降時は荷物を持たず、3点支持をまもる。
まとめ

脚立という道具は誰もが使う便利なものですが、正しく使用しないと思わぬ事故をしてしまうかもしれません。
脚立を使用する際には十分気お付けて正しい使用方法で使いましょう。