2018/01/12

チョーキング現象の意味は?今知っておかないと大切な家が大変なことに

 

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チョーキングとは

外壁が紫外線、熱、水分、雨風により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になる状態をいいます。

ただたんに外壁の汚れではなく、外壁塗膜の代表的な劣化の現象の一つであり、チョーキングという現象が起きている証拠となります。

外壁塗膜の劣化の目安となり大事な合図となります。

大切な家をチェックしてみましょう

粉状の白い物が薄っすらと手に付く程度であれば、軽度のチョーキングですので3年~5年は塗装する必要はありません。

手に真っ白なチョークのような粉状の物が付着しましたら、塗装またはメンテナンスが必要なチョーキング現象が起きている証拠となります。

からあげる部位はチョーキング現象の起こりやすい場所になります。

  1. 南面の日当たりが良い部分
  2. 2F以上で西日が良く当たる部位
  3. バルコニー廻り
  4. 海や山に面した部位

 

 

 

この3つは要チェックとなりますので確認の際は見てみてください。

又、明らかなチョーキングが発生している場合は、サッと触れるだけで真っ白な粉が付きますので、素人さんでもすぐにわかります。

チョーキングは塗装施工不良が原因でもおこる業者選びは重要

塗装工事を終えて短期間でチョーキング現象がでているといったケースもあります。

施工のミスによりチョーキングが発生してしまう場合は、塗料に関して無知でしたり経験の甘い業者という証拠にもなります。

外壁塗装を依頼する際は職人さんの経験も重要となりますので、業者選びは焦らず慎重に行いましょう。

以下は、塗装の施工不良が原因でチョーキングが発生するケース

  • 下地処理(ケレン)の悪さ
  • 下塗りを塗布していない
  • 下塗り材に適している塗料を採用していない
  • 海や山に近い
  • 外壁素材や環境に合った塗料を塗布していない
  • 雨の日など湿度が高い日の施工
  • 適した温度でない環境で施工をおこなった
  • 塗料の攪拌不足
  • 安い塗料での塗替え

対処方は塗替え

チョーキング現象はすぐさまトラブルに発展するという訳ではないですが、外壁の耐久性や防水性が低下していき、そのまま放っておくと外壁が痛み雨水が浸透して室内のカビの原因や、壁の補修で無駄なお金がかかってきます。

外壁の下地に破損やヒビ割れがなければ塗替えで済むことがほとんどです。

高圧洗浄で白い粉をしっかりと洗い流しましょう。高圧洗浄は最も重要で粉がしっかりと落ちていない状態で新たに塗装しても剥げやすくなってしまいます。

外壁の塗替えのタイミングは判断が難しく、どの段階で行えば良いのか悩まれる方も多いです。

チョーキング現象は素人の方でも確認できるので、ご自宅の外壁を撫でてみてください。

もし手に真っ白な粉が付着するなら、あなたの家はそろそろ塗替えの時期だということです。

その他家からのSOS

チョーキングのならず塗替えを示すいくつかのサインや基準を紹介します。

  • 築10年で外壁を塗替えしていない
  • 10年前に外壁塗替えをした
  • 外壁にコケがある
  • ところどころにヒビが入っている
  • コーキングが固い

まとめ

チョーキング現象がどれだけの重大性なのかがおわかりいただけましたでしょうか?

高い買い物で、手に入れたマイホームです。

家も人と同じでいい服が着たいや重ね着をしたい、ずっと同じ服は着れませんし、同じジーンズをはいていると破けや削れがでてきます。

家も同じで毎日のように日光にさらせれて、雨風をうけてます。

「チョーキング現象」を頭の片隅にでもいれていただければ幸いです。

エスコート株式会社では外壁の診断もおこなっており、プロがその場でいいところ悪いところをチェックし、お客様の今後の参考となるよう、チェックリストをその場でお客様にお渡ししてます。

一般住宅の外壁診断は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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