外壁塗装で新築のようなリフォーム!まずは『色』選び!
家を新築のように生まれ変わらせることが出来る外壁塗装ですが『色』選びで悩まれる方は多いと思います。
外壁の失敗しない『色』の選び方についてご紹介します。
よくある失敗
<思った色と違う>
最も多い失敗は、『思ってた色と違う…』というものです。
カタログや色見本を見て選んだはずが、いざ外壁塗装が完成したら色が違って見えるということがあります。
<汚れが目立つ>
どの色で塗装をしても経年劣化とともによごれは確実につくものですが、中には汚れが目立つ色もあります。白や黒は特に目立ちやすいです。せっかくリフォームしてもキレイが長持ちしないということがあります。
< 玄関や屋根の色と合わない >
外壁だけの塗装の場合に、外壁単体で見るとキレイな色でも、玄関やドア、屋根などとの相性が良くないということもあるので注意が必要です。
<原色系の色は経年劣化で古びて見える>
原色系の色は、個性強くかっこいいですが、経年劣化で色あせや変色が目立ちやすいです。
実際の年数よりも古く見えてしまう場合うがあります。
色は何でもいいわけではない
<周りの景観に配慮する必要がある>
個性が重んじられる時代ではありますが、周りがシンプルなのに対し、自分の家だけ派手な色だとそれだけで景観が損なわれてしまいます。
ご近所トラブルにもなりかねません。
<市区町村の景観ガイドライン>
お住まいの市区町村によっては景観ガイドラインというものを定めている場合があります。
有名どころで言えば、ローソンが青ではなく茶色だったり、ファミリーマートが緑ではなく茶色など、様々な企業がこのガイドラインを遵守しています。
個人宅も例外ではありません。
景観を損なわないために色を変えるなどの対応をさせられる場合がありますので確認しておきましょう。
<ツートンカラー>
オシャレで人気のツートンカラーですが、例えば「赤と青」のように全く違う色は選ぶことが出来ません。
見た目が非常に派手になってしまう為、不快感を与えてしまいます。
また、アクセントカラーとして色を入れる場合は、家全体で使う色は3~4色に抑えましょう。
5色以上使ってしまうと、色同士がケンカし印象が定まらない家になってしまいます。
外壁以外にも、屋根の色や、雨樋・サッシなどがありますので全体がまとまるように組み合わせることがポイントです。
失敗しない色の選び方
<面積効果に注意>
思っていた色と違うといった失敗の理由の一つは、面積効果です。
面積効果とは、全く同じ色であっても、小さな面積で見た場合と大きな面積で見た場合とで見え方が異なってきます。
色は小さいと濃く見え、大きいと薄く見える現象が起こるので、実際に外壁に塗ってみると薄く見えてしまうというものです。
一部分ですが、壁に試し塗りをする方法もあります。
それだけでもイメージがつきやすいですし、天気など色の見え方の違いも確認できます。
<色見本は外壁に当てて見る・太陽光に当てて見る>
色見本やカタログを見る際、色は当たる光によって見え方が違ってきます。
部屋の蛍光灯の下で色選びをする方も多いと思いますが、外壁は太陽光に照らされるものですので、太陽光に当てて見る方が仕上がりに近い色になります。
また、家の外壁や玄関ドアなど直接当ててみて相性をチェックしたりと細かく確認すると良いでしょう。
<ツヤの加減>
外壁塗装はツヤの有無でも印象が大きく違ってきます。
ツヤの加減は・ツヤ無し・3分艶・半艶・5分艶のいずれかで調節することができます。
必ず晴れているときに明るい場所で確認してください。
光が当たっていないと、ツヤの具合が正しく確認することが出来ません。
<カラーシュミレーションを使わない>
今ではスマホやパソコンなどで外壁や屋根の写真を撮り色のカラーシュミレーションが出来るようになっていますが、スマホやパソコンの画面で見る色と外壁で塗った色は見え方がかなり違います。
なので、時間はかかりますが試し塗りをすることをオススメします。
<外壁に淡い色を入れる>
外壁をツートンにする場合は一色は淡い色にしましょう。
淡い色を入れることにより、家の印象を明るくまとまって見えます。
<軒天の色は薄めに>
他の箇所の色の組み合わせにもよりますが、軒天は外壁より薄い色をオススメします。
好んで黒い色を選ぶ方もおられますが、他の部分よりも暗くなってしまうことを考慮した上で、白や薄い色にしておくことで、立体感を出せます。
サンプル
人気のある色や、その他様々な色をサンプルとしていくつかご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
<ベージュ系>
<グレー系>
<茶系>
<白>
<黒>
-その他-
<緑系>
<赤系>
<オレンジ系>
-ツートンカラー-
-3色~4色-
<まとめ>
いかがでしたか?
いざ塗装となると一番悩むところが『色』だと思います。
外壁は家の顔ともいえます。
何十年も変えることのない塗装だからこそ色の失敗で後悔したくないですよね。
大切なお住まいが新築同様、『キレイなお家…。』と誰もが見惚れるような素敵なお家になるように一緒に納得できる色を選びましょう!