千葉県を中心に襲った台風15号。塗装屋としてできることとは。
まずは、今回の台風15号の影響により、被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復興・復旧を、心よりお祈り申し上げます。
台風15号の影響
9月8日から9日にかけて関東地方を直撃した台風15号。
特に被害を大きく受けたのが千葉県。
関東に上陸した台風としては、過去最大級となりました。
千葉市では、風速35.9メートル、最大瞬間風速57.5メートルを観測。
猛烈な雨もあり、千葉県市原市では6時間降水量が194ミリ、静岡県伊豆市では1時間降水量が109ミリと、いずれも観測史上最大値を記録しました。
雨・風ともに最大級となった今回の台風。
千葉県を中心に様々な被害をもたらしました。
けが人が重軽傷者合わせて89人。
住宅への被害も多く、全壊が8棟・半壊が20棟・一部損壊が6285棟確認されています。
上記の被害状況は、9月19日(木)時点での状況です。
現時点での被害状況の把握が難しい地域がいまだある状況なので、被害件数は今後さらに増える見通しとなっています。
そして、今大きな問題としてニュースでも度々目にするのが、大規模停電。
電気がつかないと、部屋が暗くなるばかりではなく、冷蔵庫・洗濯機、そしてこの時期に使えないと大変不便なエアコン。
9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い時期。
今回の停電がおきた千葉県では、9月9日からの一週間の熱中症患者は、全国で最も多い498人にも上りました。
水道も、断水が続いている地域もあり、被害は深刻化しています。
1日も早い復興・復旧を願っています。
予防策
日本は台風からは逃れられない国。
毎年多くの台風が通過し、被害をもたらします。
台風は避けられないものではありますが、被害を最小限に抑える対策は行うことができます。
その対策として、我々塗装屋ができることを今回お伝えしようと思います。
外壁対策
まずは台風が来る前に、現状のチェックを行います。
外壁だと、ヒビが入っていないか、浮き上がりがないかなどをしっかりとチェックします。
もしヒビや浮き上がりなどがあった場合、そこから雨漏りがおこることもあります。
たとえ少しのヒビでも、きちんと専門の業者に見てもらい、対処することをおすすめします。
しっかりと塗装で補強をして、台風に備えましょう。
屋根対策
屋根のチェックは屋根に登ったり、高いところからのチェックになり、危険を伴うので、専門の業者に頼むことをおすすめします。
屋根も外壁同様ヒビが入っていないのか、瓦の場合はズレがないかなどをしっかりみてもらいましょう。
屋根も劣化がおきていると、ひどく雨漏りをおこします。
また、今回の台風15号の影響のニュースでも多く取り上げられていましたが、ひどい雨漏りがおきると、天井などにカビが発生してしまいます。
大量にカビが発生し、そのままの状態にしておくと、人体にも影響を及ぼします。
特に赤ちゃんがいるご家庭は心配ですね。
屋根もしっかりと塗装で補強をしておきましょう。
その他の対策
外壁や屋根などの、塗装で対策ができる箇所以外の場所の対策もご紹介します。
①雨どい・排水溝
雨どいや排水溝は、雨水を流す役割がありますが、台風の激しい雨風の場合、ゴミや枯葉などで汚れていると、うまく流れなくなるだけではなく、逆流するおそれもあります。
逆流がおきると、屋内にも雨水が侵入するおそれがあります。
そのようなことがおこらないためにも、台風前にはしっかりと雨どいや排水溝の掃除をしておきましょう。
②ベランダ・家まわり
ベランダや家まわりに、植木鉢や物干しざお、ゴミバケツなど飛んでいきそうなものは、中に入れておくか、ロープなどでしっかりと固定をしておきましょう。
飛んでいくと、ガラスに当たって割れたりなど、家に危害があるだけではなく、隣家や通行人などに危害を与えてしますおそれもあります。
しっかりと確認と対処を行いましょう。
まとめ
今回は、台風における外壁や屋根の対策などをご紹介しました。
台風15号の被害はとても大きなものになりました。
さらに、つい先日は、台風17号が通過し、九州にも被害をもたらしました。
日本には、次々に台風がやってきます。
被害を最小限に食い止めるためにも、しっかりと対策を行なうことをおすすめします。
台風のことや、その他どんなことでもご相談お待ちしております。
今回の台風での被害の一日も早い復興、復旧を心からお祈りします。
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