これからの季節におすすめの塗料。防虫・防腐・防カビ塗料について

 

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今年も暑さが厳しい夏がやってきました。

梅雨が終わったと思っても、夏の間も雨は割と多く、ジメジメとした暑さが続きます。そういった気候の被害は人間や生き物だけでなく、家や建物にも及んでいるのです。

例えば雨や湿気で木材にカビが生えたり、腐敗することも。そして、夏は蚊などの嫌な虫も多く発生します。

ご自宅の外壁にカビが生えたり、木材が腐ったり…小さなお子様がいるご家庭は、特に蚊などの虫刺されは気になりますよね。

そこで今回は、そのようなこの時期ならではの被害から家や人を守るためにおすすめの塗料をご紹介いたします。

カビやコケなどできる原因

まずは優れた塗料をご紹介する前に、家や建物にカビやコケができる原因などをみていきましょう。

カビが発生しやすい原因

①温度が適している

カビが繁殖しやすい温度は、25℃~30℃といわれています。

しかし、カビはこの温度の範囲内だけで繁殖するのではなく、25℃以下でも、30℃以上でも発生します。

梅雨時期や夏だけでなく、ほどんどの季節でカビは発生するのです。

②湿度が高い

カビは、湿度が高いほど発生しやすくなります。

発生しやすい湿度は、60%以上といわれており、特に湿度が80%を超えると、繁殖の速さが増すので、梅雨時期などは特に注意が必要です。

家の近くに海や川、田んぼなどがある場合も湿度が上がりやすくなってしまいます。

また、外壁近くに木や花などの緑が多い場合も湿度が上がりやすいので、注意しましょう。

③酸素がある

カビは、人間と同じように酸素がなければ育つことができません。

人間も酸素が必要なので、カビ対策としてこの項目は、防ぎようがないところでもあります。

④汚れている

カビは汚れを栄養としています。

外壁や屋根に汚れが付着したままだと、カビが発生しやすくなるのです。

⑤外壁が凸凹している

外壁の表面がザラザラしていたり、凸凹していると、雨水などの水分が溜まりやすくなるため、カビが発生しやすくなります。

劣化で、凸凹している場合ももちろんあろますが、デザインとして外壁に凹凸がある場合もあるので、その場合も注意が必要です。

外壁にヒビが入っている場合も同じく、水分が溜まりやすくなるため注意が必要です。

⑥日当たり・風通しが悪い

外壁の日当たり・風通しが悪いと、水分が乾燥しにくくなるためカビが発生しやすくなります。

コケもカビとほとんど同じ条件で発生します。

カビやコケを長い時間そのままにしておくと、家や建物の木材が腐る原因にもなります。

防カビ・防腐・防虫塗料について

それでは防カビ・防腐・防虫の優れた塗料をみていきましょう。

防カビ塗料

防カビ塗料とは、カビの発生を抑える成分が配合された塗料のことをいい、他の塗料よりも長時間カビの発生を抑えることができます。

既存のカビがある場合は、洗浄し、薬剤などで除去した後に塗布することで、効果を発揮します。

それでは、防カビ塗料の中でも防カビとして特に優れた塗料をご紹介します。

アステックペイント  〈アステックプラスシリーズ〉

アステックペイントの防カビシリーズは、大きく3つの特徴があります。

まずは、対応菌数の多さが圧倒的であることです。

そもそもカビ菌の種類はものすごく多いものとされていますが、建物から多く検出される菌は、約57種類といわれています。

このアステックペイントの、アステックプラスシリーズは、この57種類の菌を含む703種類もの菌を阻止する効果を持っています。

次に、長期間防カビの効果を発揮し、持続する点です。

水や温水にほとんど溶けず、気化もしません。

なので、外壁や屋根など雨風にさらされる屋外の塗装においても、長期間効果を持続します。

最後に、薬に耐性をもった菌も消滅させます。

菌は薬剤に対して耐性をもつようになります。

アステックペイントの防カビシリーズは、複合合成剤であるため、一つの薬剤に対して耐性ができた菌でも、他の薬剤が効果を発揮するのでしっかり菌を消滅してくれます。

そして、人間に被害を与える環境ホルモンを一切含まないため、人体にも安心です。

このシリーズは、「アステックプラスS」「アステックプラスY」「アステックプラスA」の3種類があります。

「アステックプラスS」…水性塗料への防カビ添加剤で、塗料に混ぜることで効果を発揮します。

「アステックプラスY」…溶剤塗料への防カビ添加剤で、塗料に混ぜることで効果を発揮します。

「アステックプラスA」…主に室内用の防カビ剤で、上記2つとは異なり添加剤ではなく、単体で塗布することが可能です。

防腐塗料

木材は、塗り替えなど定期的にメンテナンスをしないと、腐ってしまいます。

手入れをしていてもいずれは腐るものではありますが、手入れ次第では長持ちさせることができます。

防腐の目的で特に優れた塗料をご紹介します。

〈キシラデコールシリーズ〉

キシラデコールシリーズは特に防腐に優れており、長期間木材を保護します。

太陽光や雨風に強い耐候性顔料が含まれており、色も長持ちします。

塗料が木材に浸透し、表面に余分な塗膜を作りません。そのため通気性を保ち、塗膜の割れなどがおこりにくくなります。

このキシラデコールは、多くの場所で使用されており、あの新国立競技場にも使用されているそうです。

防腐にはもちろん、今回紹介している防カビ・防虫にも効果を発揮します。

キシラデコールシリーズにはさまざまな種類があり、主に業務用ですが、家庭用のものもあります。

防虫塗料

防虫塗料とは、塗料に薬効成分が含まれた塗料のことをいい、様々な虫から家や人を守るものになります。

防虫塗料によって、効き目がある虫の種類が違ってきますが、今回は夏の嫌な虫、「蚊」に効き目がある塗料をご紹介します。

蚊に刺されると赤く腫れ、かゆみがでます。

しかし、赤く腫れ、かゆくなる症状だけではなく、蚊を媒介して伝染する病気もあるため、注意が必要な虫です。

関西ペイント  〈アンチモスキート〉

蚊は、習性として住居に侵入した場合、まずは必ず室内の壁や天井にとまります。

そして、その後に再び飛び、人に向かってくるのです。

この〈アンチモスキート〉という塗料は、蚊が嫌う成分が配合されているため、蚊の神経を麻痺させる他、蚊に不快感を与えるため、室内への侵入を防ぐこともできます。

特に蚊の入ってきやすい玄関周りやベランダ周りなどの外壁や、内装に使うのも効果的です。

関西ペイント  〈アレスムシヨケクリーン〉

同じく関西ペイントから、蚊にきく塗料としてでているのが、〈アレスムシヨケクリーン〉という塗料です。

アンチモスキートと同様に、虫よけ成分が配合されており、蚊が寄り付きにくくなります。

そしてこのアレスムシヨケクリーンの成分は、人や動物に対して毒性が低く、においもきつくないので、安全です。

まとめ

今回は、梅雨時期や夏に特に役立つ防カビ・防腐・防虫塗料についてをご紹介しました。

いくつか塗料をご紹介しましたが、ご紹介した塗料以外にも様々なメーカーから、防カビ・防腐・防虫塗料としてたくさんの商品がでています。

もし外壁や屋根の塗り替えをお考えであれば、一度このような塗料を調べてみるのもいいかもしれません。

当社でもご相談やお問い合わせなど、なんでもお待ちしております。

お気軽にご相談ください。

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