これからの時季におすすめ!ウッドデッキについてを詳しくご紹介
一戸建て住宅で庭にスペースがあるならば、ウッドデッキがあると開放感がありますし、憧れる方も多いかと思います。
これからあたたかくなる時季は特におすすめで、ウッドデッキでバーベキュー、お弁当を食べてピクニック気分も味わえますし、小さなお子様がいらっしゃる方はプールを出して水遊びなど…楽しみ方はたくさんあります。
ですがお手入れ方法はどうなのかなど、初めてウッドデッキを検討されている方は躊躇する点や、疑問もたくさんあるかと思います。
今回はウッドデッキについてメリットや注意点、施工事例など詳しくご紹介いたします。
ウッドデッキのメリット
1、室内の延長としての空間
実際に見たことのある方はお分かりかと思いますが、室内とウッドデッキの境目の段差はほとんどなく、つながっています。そのためウッドデッキは屋外に設置しますが、室内の延長として1つの部屋が広がったような空間を作ることができます。多くの場合ウッドデッキはリビングの隣に設置されます。ですので、リビングを更に広く使うことができ、ご友人や親戚のかたなど多くの人を呼ぶ時にはとても使い勝手が良いかと思います。
リビングからウッドデッキまでつながっていると、とても開放感があり良いですよね。
また、リビングからそのまま裸足でも出られるメリットもあり、わざわざベランダ用の靴に履き替えるわずらわしさもなく、気軽にベランダへ出ることができます。
2、アウトドア気分を味わえる
ウッドデッキが自宅にあると、バーベキューやピクニック、水遊び、普段の食事やちょっとお茶をするだけでも天気が良いと外で食べるのも気持ちがいいですよね。
バーベキューなどは出かけてするとなると、道具もたくさん運ばないといけませんし、車で移動も大変になってきます。それが、自宅でできると手間が省けるうえに、外に出たり部屋に入ったりも自由なので快適に過ごすことができるでしょう。
また大人数でのパーティーも楽しむことができます。
その他のことも気軽に楽しむことができるので、天気が良いと今日は何をしようかと、ワクワクもしますね。

3、洗濯物を干しやすい
二階建ての戸建て住宅だと、洗濯機は1階、干すスペースは2階のベランダ、というのが多いかと思います。その場合、重たい洗濯物を持って階段を何回も往復することになります。洗濯は毎日の家事ですし、時には1回だけでなく2回、3回とすることもあるので、その都度階段の上り下りは負担になりますし、時間もかかります。
リビング横にウッドデッキがあると、洗濯してそのままスムーズに干す作業をすることができます。更に裸足で出ることもできるため、靴を履き替える手間もなく便利です。
また布団やシーツなども干すスペースが十分に確保しやすいので、とても便利です。
4、小さなお子様がのびのびと遊びやすい
前述の通り、プールを出して水遊びはもちろん、公園に連れて行きたいけれど時間がない、小さいお子様だとベビーカーや抱っこひもなども使わなければいけないなどの手間がある…という時はウッドデッキで遊ばせることもできます。
公園だと広くて目が行き届かないこともあるかと思いますが、自宅だと目が行き届き、家事をしながらでも子どもを遊ばせることができます。
また、歩き出したばかりの小さなお子様だと、他の子が遊んでいるボールが飛んできたり、走っている子とぶつかったりなど、公園だとまだ危ないからと気が引けても、自宅だと他の子どももいないですし、安心して遊ばせることができます。疲れたらすぐに部屋で休むこともできるため、とても便利です。

5、植栽がしやすい
お花や野菜などを育てるのが好きな方は自宅の庭で楽しんでいる方も多いかと思います。育てた花が咲いたり、野菜が実ったりすると手間暇かけて育てた分とても嬉しいですよね。
庭の土に植えるとどうしても雑草が生えてきて、花や野菜を育てるうえではこまめに取り除かなければいけません。
ウッドデッキだと直接植えることはできませんが、プランターや鉢などで気軽に楽しむことができます。雑草を取り除く作業も庭に直接植えた場合よりも簡単です。
ウッドデッキに花の鉢が並んでいるだけでオシャレですし、簡単に並べ替えもできます。虫が苦手な方もウッドデッキのほうが少なく、おすすめです。
ウッドデッキの注意点
1、日々の掃除
ウッドデッキは外壁や屋根と同じく経年劣化はありますが、日々の掃除や手入れを長期間おこたると早い段階で木材が朽ちたり、劣化がおきてしまいます。
デッキブラシやほうきで砂やホコリを掃き出し、コケが生えてきた場合はきれいに取り除く必要があります。ウッドデッキ自体外にあるため、どうしても雨風にさらされてしまいます。そのためコケだけでなくカビも生えることもあるため、注意が必要です。風通しが良く、日当たりも良い場所に設置することをおすすめします。
2、定期的なメンテナンス
ウッドデッキは日々のお手入れをして長持ちさせることも重要ですが、定期的に塗装をしたりメンテナンスを行うことも長持ちさせるポイントになります。
時には腐食することもあるので、腐食箇所の取り替えが必要な場合もあります。
ウッドデッキの木材は様々な種類があるため、設置する段階で傷みにくい木材を選んでおくと良いでしょう。
3、視線が気になる
設置場所や周囲の環境によっては、周囲の視線が気になる…ということもあるかもしれません。そうなると、せっかくウッドデッキを設置しても何もできない…ともなりかねません。
設置する際は、周囲の環境に合わせた設置場所を十分考えることや、柵などを立てて対策をするのも良いでしょう。
4、ささくれ
劣化により、木材にささくれが生じる場合もあります。
ささくれがある状態で裸足で歩くと危険です。ささくれが生じた場合や、生じる前の予防としても定期的なメンテナンスや、日々の手入れでのウッドデッキの状態を把握しておきましょう。
ウッドデッキの施工事例
実際にウッドデッキの施工事例をのせたいと思います。今回はもともとあるウッドデッキの腐食部分を取り替える作業です。
施工前の写真。写真では分かりにくいですが、今回は腐食した部分があるので取り替えます。

まずは腐食した部分を取り除きます。



次に新しく取り替える木材を切り出し、色を塗ります。



用意した木材を設置します。

取り替え完了です。

腐食部分の取り替え作業は工程も少なく、気軽に行うことが出来ます。
なので、大がかりになるからまた今度…となりがちですが、腐食したらそのままにせず、取り替えを行うようにしましょう。
まとめ
今回はウッドデッキについてをご紹介しました。
ウッドデッキは、手入れが大変そう…メンテナンスもあるし…と思われている方もいらっしゃると思います。もちろん日々の手入れやメンテナンスは、長持ちさせるにはとても重要になってきます。とは言っても日々の手入れは、家の中の毎日の掃除を行うことと同じです。毎日ではなくても、掃除を行うと長持ちしますので面倒がらず行うことをおすすめします。
日々の手入れで対応できない場合は、定期的なメンテナンスで補修をしたり、塗装をすることもおすすめします。
注意点だけではなく、メリットもたくさんありますし、遊びの幅も広がるので楽しみ方もたくさんあります。
ウッドデッキに関することや、その他塗装や工事に関する疑問など、なんでもご相談下さい。