外壁・屋根塗装等リフォームに関するトラブル!解決・予防法もご紹介
外壁・屋根の塗装、その他あらゆるリフォームにおいての工事は気軽に行えるものではなく、とても慎重になるかと思います。工事内容にもよりますが、日数がかかったり、金額も大きくなったり、頻繁に行うものでもないので今後のことも考えたり…また、工事が完了した後に、思ってたのと違う…となる場合もあるかもしれません。
そこで今回は、トラブルの事例をご紹介し、またその解決・予防法もご紹介していきます。
これをみて、ご自身が外壁・屋根塗装を依頼する際の参考にされてみてはいかがでしょうか。
トラブルの事例
ご近所でのトラブル
・騒音
外壁や屋根の塗装において、騒音は一見無関係のように思いがちですが、足場の組み立てや解体・施工部分の洗浄時の音など、音がする作業も行います。塗装を行うにあたって足場や洗浄はどうしても必要な作業になるので、そこを省くということは難しくもなります。
また、作業員も十分に配慮は致しますが、作業時の会話など…なにげない声も時には不快に思われる方もいるかもしれません。
・臭い
塗装用の塗料は臭いが強いものもなかにはあります。そのため施工中にご自身が臭いが気になる他に、隣人に不快を与えてしまう可能性もあります。
・汚れ
隣家の壁や車、洗濯物などへの洗浄時の汚れ・塗装中の塗料の飛び散りも全くないことではありません。もちろん作業員も慎重に作業を行い配慮はしますし、飛び散りがおきないようしっかりと養生も行います。ですが、まれにおきてしまうこともあるので注意が必要です。
費用のトラブル
費用に関しては、事前に見積りを出して作業を行うのですが、実際に作業が全て終わり金額を聞いた時に「予想していた金額と違う」なんてこともあるかもしれません。そのようなことがおきることはあまりありませんが、業者によってはきちんと説明を行わなかったり、説明不足だとこのようなことがおきる可能性もあります。
施工内容のトラブル
・色
思っていた色と実際の色が違う!なんてことも残念ながらおこることもあります。ほとんどないですが、業者側のミスで色が違うこともありえますし、色見本やカラーシミュレーションなどで見た色と、実際に壁に塗る色では微妙に違ってきます。そこでトラブルに…なんてこともあります。
・不備
優良な業者でもまれにムラや塗り忘れがおきることもあります。また、エアコンやテレビなど作業時にケーブルを抜くこともありますが、抜いたままになっていたりするとエアコンやテレビが使えないということもあります。
・手抜き工事
そのような業者はほとんどおりませんが、わざと手抜きをする悪徳な業者も残念ながらいます。3度塗りのところを2度塗りにしていたりなど…費用はしっかり支払っているのに、手抜きだったと知ると大きなトラブルに発展します。
・工期の遅れ
工期もあらかじめ決めて行うのですが、雨の日には作業が行えない時もあるため、天気によって工期も延びることがあります。
施工後数年経過後のトラブル
もともと経年劣化で数年すると、劣化はおきるものです。ですが、あまりにも早い段階で劣化がおきることもあります。その場合は施工不良ということになります。
・剥がれ
剥がれも経年劣化でどうしてもおきてしまいます。ですが施工不良によってすぐに剥がれがおきることもあるので注意が必要です。
・サビ
サビも剥がれと同様、経年劣化でおきてしまいます。ですが、サビも施工不良ですぐにおきてしまうこともあります。

解決・予防法
ご近所トラブルでの解決・予防法
トラブルの事例でご近所でのトラブルをご紹介しましたが、どのトラブルにおいても一番のポイントは、工事前の告知とあいさつです。
ご紹介した騒音・臭いは、ご迷惑にならないよう細心の注意を払いますが、どうしても避けられないことでもあります。なので事前にあいさつの段階で説明しておくことが重要です。そして、汚れに関してはしっかりと養生もして飛び散りがないようにすることを事前にお知らせしておくと、いざ工事が始まった時にご近所の方々も安心できるのではないでしょうか。
あいさつの内容は、工期やどのような作業を行うのか、そのために近所の方にも例えば植木鉢など、物品の退避もお願いする場合もあるかもしれません。
あいさつ回りは業者が行う場合が多いです。ですが、業者があいさつをしたうえでご自身もあいさつに伺うと印象も良く、トラブル回避にもつながります。その場合、どのようにあいさつをしたら良いかなどわからないことも多いかと思うので、業者に相談されると良いかと思います。
告知やあいさつを行うことで、近所の方々も不安感が減り、トラブルもおきにくくなるでしょう。
費用のトラブルでの解決・予防法
業者とのトラブルを防ぐためにはまず、その業者のことを知ることです。もちろん、工事を行うにはどこの業者にお願いするかを考えるために、いろいろな業者を調べると思います。まずは複数社で見積りを出してもらうと比較もできるので良いでしょう。業者を決定してからもどのような会社なのか、手間はかかりますがしっかりと見極めましょう。
そして塗装の相場なども知っておくと良いでしょう。もし万が一、不当な料金を請求された場合にご自身で気づくことができます。
また、見積りの段階で細かく詳細を確認することです。最終的な見積り金額だけ聞いて、「まかせます」にしておくと、工事後思っていたのと違う、となる可能性が高いです。
追加工事の際も、業者はしっかり説明を行うとは思いますが、施工主様にしっかり伝わっていないとトラブルの原因になります。業者も注意するところではありますが、施工主様も聞き漏れがないよう聞いておく必要があります。
このように、業者とのトラブルはうまくコミュニケーションをとることが、一番のトラブル対策につながります。
施工内容のトラブルでの解決・予防法
まずは色に関してですが、サンプルの色と実際の色はやはり微妙に違います。そこを知っておくことと、様々な家を見に行き、実際の色を見て参考にしておくといいでしょう。また、業者に頼んで試し塗りをすると一番いいかと思います。
不備に関しては、業者に言って補修などをしてもらいましょう。
手抜き工事は、見極めることは難しいですがまずはそのようなことがないよう、優良な業者かどうかしっかり見極めをご自身で行いましょう。そのような業者はほとんどいないかとは思いますが、念のためチェックしておきましょう。それでも手抜き工事が行われ、発見した場合は業者に言って、やり直しをしてもらうなど対処をしてもらいましょう。
工期の遅れに関しては天気に左右されるため遅れはおこることではありますが、どうしてもこの工期までになど依頼がある場合は、間に合うように調整もするので、遠慮なく相談してみましょう。
施工数年経過後のトラブルでの解決・予防法
上記でもご説明したように、経年劣化によりサビや剥がれはおきるものです。ですが、あまりにも早い劣化は施工不良が原因の場合もあります。その場合は施工した業者にまずは連絡をとりましょう。業者とのやり取りで、補修を行うかどうかを相談しましょう。その場合はできるだけ早急に連絡を取るようにすると良いでしょう。

まとめ
外壁・屋根塗装においてのトラブルや、解決・予防法はどのようなものがあるかなどお分かり頂けたでしょうか。どのトラブルにも言えることは、事前に業者とのコミュニケーションをしっかりとることが重要だということです。しっかり話しをすることを面倒がらず、業者と良い関係をとることが大切です。
その他分からないことや、聞いておきたいことなどあれば、当社でもご対応させて頂くので、ちょっとしたことでもご相談頂ければと思います。