塗装工事中の気になる家での生活の仕方!その他いろいろ教えます

塗装工事において知らないことや、気になること、心配なこと等知っておきたい事はたくさんありますよね?
「家の中、あるいは近所へのにおいは…?」「洗濯物はどうしたらいい?」など、今回は塗装工事と毎日の生活の関わりをまとめてみました。
安心して塗装工事を迎えられるよう、これを読んで不安を解消しましょう!!
塗装工事の流れ
まずは簡単に塗装工事と言っても、どのように行われるのか検討も付かないですよね?
いろいろな疑問を解消する前に、塗装工事の流れを簡単に説明しておきます。
①着工前挨拶⇒②足場着工⇒③高圧洗浄⇒④素地調整(洗浄で落ちない汚れやサビを手作業で掃除する作業のこと)⇒⑤下地調整(外壁などの目地をきれいにする作業のこと)⇒⑥養生(塗料の飛び散りをビニールやテープ、布などで覆って防ぐこと)⇒⑦下塗り⇒⑧中塗り⇒⑨上塗り⇒⑩確認チェック作業⇒⑪足場解体・清掃
工期ですが、戸建て住宅の塗装だと規模にもよりますが、約2週間ぐらいかかります。
このような流れで塗装工事を行うのですが、この工程の中での気になることを次項から解決していきます!
においについて
自宅の外壁塗装を依頼しよう!と思った時にまず気になるのがにおいじゃないでしょうか。赤ちゃんやペットがいる家庭、ご近所へのにおいも特に気になりますよね?
外壁塗装用塗料のにおいの原因は、塗料を薄めるために使用する有機溶剤が原因です。有機溶剤には様々な種類がありますが、種類によってはにおいが家の中まで漂うものもあります。そうなると約2週間の間その中で生活するのも大変ですよね。
でも、ご安心下さい!最近ではVOC(揮発性有機化合物)が少ない低VOC塗料も増えているので、においも少なく生活に支障なく塗装ができます。赤ちゃんやペットがいるご家庭の場合は特に低VOC塗料を使用すると良いのではないでしょうか。そして、ご近所へのにおいも少なくなるので、迷惑になるのでは…と気にせず、安心して塗装を依頼できます。
それでもやっぱり気になる…という方は、通気口をふさぐなどの対策もできますので、遠慮せずにご相談下さい。
窓を開けることはできる?
約2週間の工期の間窓が開けられないとなると、換気の問題がでてきますよね。
先ほどの塗装工事の流れでの説明であったように、養生という工程があります。先ほどの説明では簡単に説明しましたが、ドアや窓をビニールで覆ってしまいます。玄関のドアは基本的に養生をしても開くようにしてありますが、窓になると開けられないようになってしまいます。
工期の間だけ我慢することもできるかと思いますが、できることなら窓を開けて換気を行いたいですよね。
ご相談頂ければ開けたい窓の部分だけ作業をするときだけ養生するというかたちもとれますし、窓の部分だけ早く作業を終えるようにすることもできます。なので、遠慮なくご相談下さい。
洗濯物は干せる?

毎日の生活の中で洗濯は欠かせない家事の一つです。家族人数や季節にもよりますが、毎日のように行いますよね。家庭によって室内干しか外干しかは異なりますが、外干しの家庭だと外壁塗装中だとどうしたらいいのかわかりませんよね。また、自身の家だけではなく近隣住宅の洗濯物も気がかりになります。
【自宅の洗濯物について】
基本的には外壁塗装時は外には干さず、室内に干すことをおすすめします。なぜかというと、洗濯物に塗料や洗浄作業時の汚れなどがつく可能性があるからです。これらは必ずつくというわけではありませんし、作業員もつかないように慎重に作業を行います。ですが、絶対につかないというわけでもありませんし、洗濯物に気を使うあまり作業員もいつものパフォーマンスを発揮できなくなる場合があります。それに、塗料のにおいが洗濯物につく可能性も考えられるので、室内干しがおすすめなのです。
【近隣住宅の洗濯物について】
近隣の家にも塗料や汚れが飛び散る可能性があります。ご近所での洗濯物トラブルを避けるためにも、工事前には近隣に一度挨拶をしておくと安心でしょう。また、業者が行う着工前挨拶でも近隣に説明にいきますのでご安心ください。それでも近所の方が忘れていて洗濯物を外に干していたら、気づいた時点で洗濯物をしまうようにお願いしましょう。塗装工事以降もご近所との付き合いは続くわけですから、今後のことも考えてトラブルなく終えたいものです。
【それでも外に干したい場合】
どうしても外に干したい場合は、塗装している側ではない側のベランダや庭に干すことは可能です。例えば家の東側を塗装中であれば、西側で干すことが可能です。
どちら側から塗装を行うかなどもご相談して頂ければ応じることもできますので、こちらも遠慮なくご相談下さい。
エアコンはつけていい?
外壁塗装を真夏や真冬に行うとなると、エアコンを使っていいのか気になりますよね?
外壁塗装時は室外機を養生シートで覆います。また、エアコンの配管ホースを外して塗装する場合もありますのでその場合はエアコンを一時使用できない事があります。
これでは、真夏・真冬だといくら一時的とはいえ、エアコンが使えないのは困るというかたが多いと思います。しかし、近年ではエアコン使用に配慮して、室外機にだけ特殊な養生をすることもできますし、ご相談頂ければ、室外機付近を優先的に塗装することも出来ます。
自身やご家族の体調にも関わることなので、「言ってもいいのかな…」と気にせずに相談しましょう。
音について
基本的には外壁塗装では塗るという作業なので、音がでることは少ないです。しかし、塗る作業以外で騒音が発生する場合があるので、その点をご紹介します。
①足場の組立・解体時
外壁塗装の騒音で一番大きい音はこの足場設置・解体時です。金属をたたく音や、部材を運び込む際の音は気になるかもしれません。
足場設置時間は規模によりそれぞれですが、半日から1日程度かかります。

②高圧洗浄時
高圧洗浄を行う際、専用の機械を使用して水洗いを行います。その際のエンジン音が気になる方もいると思います。
基本的には半日から1日で終わり、足場設置の次に行います。

【騒音への対策】
施工側も注意を払って作業を行いますが、どうしてもこのような音は発生してしまいます。どうしても気になるという方は足場設置・解体、高圧洗浄時には外出するのもよいかと思います。
ご近所への説明も工事着工前に施工側がしっかり行います。
その他気になること
工事中は外出してもいいのか?
上記の音についてでもご説明したように、基本的に外出してもらって問題はありません。外出時には作業員にひと声かけて頂けると助かります。
給湯器は使える?
基本的には養生した状態で給湯器を使うのは危険です。しかし、使える状態で養生を行うこともできます。業者によりどのような養生をするかは様々なので、事前に施工側からも説明はしますが、着工前に一度確認をしたほうがよいでしょう。使ってはいけない場合で給湯器を使うと大変危険です!!
雨の日の作業は?
雨の場合の作業は一時中断となります。塗料はしっかり乾燥させることが重要です。乾燥が不十分だと、ひび割れ・剥がれの原因になってしまいます。丁寧に作業を行うには、少し工期が伸びるかもしれませんが雨の日は中断となります。
まとめ
塗装工事で気になること、心配なことはたくさんありますが、少しでも解消できたでしょうか。
最近では毎日の生活に支障なく塗装を行うことができるので、あまり気にせず塗装工事を迎えることができると思います。
気になることは全て、その都度ご相談頂ければ対応致しますので、気兼ねなくご相談下さい!!
その他疑問に思うことがあればいつでもお問い合わせ下さい!!
