外壁の「下地補修」をするうえでの「3つのポイント」を教えます。

 

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下地補修とは・・・

下地補修工事は、大規模修繕工事や一般住宅の塗装をおこなう前の工程で、建物の細かい部分の補強や補修を行うということです。

安心して住民の方に生活をしていただくための重要な部分です。

タイルのキズや壁の亀裂や爆裂などを補修することで、建物の外観を保ったり、強度をあげるだけではなく、欠落などの落下物での事故防止など居住者の安全を守ります。

下地補修の重要性

外壁塗装で重要な工程は、「事前調査、下地補修、塗料選定、塗料の重ね塗り‥」などがあげられますが、最重要工程は下地補修なのです。
徹底した下地補修は、塗膜の耐用年数に直接影響する最も重要な工程です。

また、一般の方には下地補修の出来栄えが判断しにくいので、手抜き工事が発生しやすい工程でもあります。
一言で下地補修と言っても、左官作業や大工作業など専門性が高い作業が必要となる場合も多くあります。
多くの塗装業者は左官作業や大工作業など技術的に対応できず、酷い場合は下地補修を省略して、高圧洗浄後にいきなり塗装を行う塗装業者もいます。

当社での下地補修工事は左官職人がいますのでご安心ください。

作業ごとに専門の職人が施工していきます。

 

また外壁は外気にさらされているため、多くの汚れが付着するほか、紫外線や雨風で劣化していきます。
劣化が進むと、外壁には「クラック」と呼ばれる割れ目が発生することがあります。クラックを補修せずにそのままにしておくと、そこから雨水などが浸透して内側にもダメージを与えることになります。
このような状況になるのを防ぐためにも、外壁が受けたダメージをきちんとケアする下地処理は、欠かせない工程なのです。

下地補修が必要か見極めるポイント説明

下地補修を丁寧に「やっている」か「やっていない」かで、外壁塗装の仕上がりのキレイさと耐久性に雲泥の差がでます。

下地補修は、外壁塗装をする前に行う塗装面をキレイにする作業でもあります。

外壁塗装は塗料を塗ればできると思われがちですが、塗料を塗る前の下地処理を丁寧に行わないとスグに剥がれる塗装になるため、あなたが外壁塗装に失敗しないためにポイントや意味を知っておきましょう。

工事をおこなう前に知っておくのと凄く役立つでしょう。

1.クラックがある場合の補修工法

クラックがある場合は、ひび割れが生じた原因を追究し、それぞれに合わせた補修を行うことが大切です。
また、外壁にはコンクリートやモルタル、サイディングボードといった種類がありますので、外壁素材についても考慮する必要があります。

ここで、クラックのおもな補修方法についてご紹介していきましょう。
■シーリング工法
ひびが小さいときに用いられる工法で、表面部分の処理に適しています。ひび割れがある部分を、シーリング材や微弾性フィラーといった材料で埋めて補修します。

■Vカットシール材充填工法
大きめのひび割れがあるときに用いられる工法です。ひび割れが発生している部分をV字型にカットした後、カットした部分にシーリング材を充填し、硬化したあと外壁を復元する方法です。

■低圧注入工法
耐力壁など、構造上重要な部分などのひび割れ補修に用いられる工法です。専用器具でひび割れた部分に補修材を注入するため、深い部分の補修に適しています。

2.爆裂がある場合

まずは、鉄筋の爆裂がどのような状態なのか把握しておかなければなりません。ほかにも、要因・放置の危険性について説明します。

建築物が古くなると、コンクリートの壁面に亀裂が発生し、そこから雨水・空気が浸入すると、内部の鉄筋が少しずつ発錆(はっせい)します。

発錆とは、鉄筋が酸素と結合する現象です。発錆すると、鉄筋の体積が膨張します。その結果、コンクリートの内部が破裂するのです。

この現象が「爆裂」となります。実際に、破裂した部分のことを「鉄筋爆裂部」と呼ぶのです。鉄筋爆裂部は1か所だけ発生していることもありますが、ほとんどが1か所だけにとどまりません。建物全体の強度が著しく不足している可能性もあるため、安全性の確認が必要です。

3.外壁タイルの場合

 

外壁タイル仕上げの建物には、外観を美しく見せるだけではなく、建物の劣化を保護するという重要な役割があります。

直射日光や雨風などにさらされている外壁は長年の間に汚れ、外壁タイルが剥がれたりヒビが入ったりしてきます。

それをそのまま放置しておくと、雨水が建物のなかまで侵入し、建物の構造部を劣化させ、建物の耐久性を損なう恐れがあります。

また、建物には維持保全責任があり、外壁タイルが落下して思わぬ事故が発生したら、所有者又は管理者の責任です。建物の耐久性を向上させ、災害を防止するには、5~10年ごとの定期的なメンテナンが必要です。

まとめ

塗装作業を行うにあたり、しっかりと下地補修作業を行うことで、塗料の耐久性も向上します。

近年では下地処理を丁寧に行う事が塗装業者に求められる様になってきました。

当社では下地補修工事を下地補修業者に依頼することはなく、当社には左官職人と下地職人のプロがいます。下地補修工事から塗装工事まで自社致しておりますのでご安心してお任せください。

塗装の下処理は、女性のお化粧の下地の大切さと似ています。ベースメイクをきちんと行わなければ、どんなに高級な化粧品を使っても良さが発揮されず、水の泡になってうのと同じで、塗装においても、素人とプロとの違いが現れるのはそこなのです。

私も経験と知識を積みながら、これまで仕事をしてきましたが、とにかく素材に合った下地補修・下処理をしてあげないと、結果的に後から不具合が起きてしまいます。

塗装工事後の家全体の価値を左右する質の高い塗装を求める場合は、やはりきちんと知識があり、経験を積んだ職人が役割ごとに作業をするのが一番大事であると考えます。

 

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エスコート(株)は一般住宅の足場組立から塗装工事までおこなっています。

外壁下地の診断は無料です。その他、些細な事でも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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